Back to All Events

【Mar 6th】日本グリーグ協会ピアノコンサート

日本グリーグ協会は、グリーグ博物館「トロルハウゲン」館長およびグリーグ国際ピアノコンクールのディレクターに就任されたベルゲン出身のピアニスト、クリスティアン・グレーヴレン氏をお迎えし、3月6日(木)に東京にてピアノコンサートを開催いたします。

このコンサート企画は、ノルウェーの日本の外交関係樹立120周年にあたる2025年に、ノルウェー大使館の協力のもと、ノルウェーをはじめとする北欧音楽の紹介や北欧のアーティストの招聘をおこなう株式会社ノルディックカルチャージャパンとの共催で実施いたします。

グレーヴレン氏は、プロジェクトVol.37「ホーヴァル・ギムセ ピアノ特別公開マスタークラス」で講師を務められたホーヴァル・ギムセ氏の弟子にあたります。グリーグ、バッケル=グレンダール、シンディング、セーヴェルー、トヴァイトといった同郷の作曲家による作品を得意とし、また自ら作曲も手掛けています。2024年12月には、校訂・編集を手がけたバッケル=グレンダールのピアノ作品の楽譜がペータース・エディションより出版されました。

「グリーグが愛し、グリーグを愛した作曲家たち ノルウェー・ピアノ作品アンソロジー」と題して、グリーグの最も知られたピアノ作品〈トロルハウゲンの婚礼の日〉、グリーグと同時代を生きたバッケル=グレンダールの組曲《青い山にて》、セーヴェルーの代表作〈ロンド・アモローソ〉〈抵抗のバラード〉といった、ノルウェーのピアノ作品をご披露いただきます。

当日は終演後、会場にてグレーヴレン氏を囲み、ノルウェー大使館をはじめノルウェー関係者の方々と歓談の時を持ちたいと思いますので、チケットご購入の方はぜひご参加ください。

【公演概要】

公演タイトル:

グリーグ博物館トロルハウゲン館長 / グリーグ国際ピアノコンクールディレクター クリスティアン・グレーヴレン 初来日記念ピアノコンサート

サブタイトル:

ノルウェー・日本外交関係樹立120周年記念 日本グリーグ協会プロジェクトVol.38

グリーグが愛し、グリーグを愛した作曲家たち ノルウェー・ピアノ作品アンソロジー

日程:2025年3月6日(木)

時間:18:00開場 18:30開演

会場:汐留ホール

東京都港区東新橋1-7-2 汐留メディアタワーアネックス1F

チケット料:

[前売]日本グリーグ協会会員・学生 3,000円 / 一般4,000円

[当日日本グリーグ協会会員・学生 3,500円 / 一般4,500円

チケットのお申込:電子チケットサイトteketで販売・購入

出演者プロフィール:

クリスティアン・グレーヴレン

(ピアニスト、ベルゲンKODE美術館・作曲家の家ディレクター、グリーグ国際ピアノコンクール ディレクター)

1990年、ベルゲン生まれ。現在ノルウェーで最も注目される気鋭ピアニストのひとり。ノルウェー国立音楽大学ピアノ専攻修士課程修了。ウィーン国立音楽大学、デンマーク王立音楽院で学ぶ。ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、ノルディック・ハーモニーと共演を重ねるほか、ベルゲン国際音楽祭をはじめとしたノルウェー国内外の音楽祭に出演。2020年、ベルゲンKODE美術館の3つの作曲家の家(グリーグ、オーレ・ブル、ハーラル・セーヴェルー)およびグリーグ国際ピアノコンクールのディレクターに就任。グリーグ、バッケル=グレンダール、シンディング、セーヴェルー、トヴァイトといった同郷の作曲家による作品を得意とし、自ら作曲も手掛ける。現代作曲家ヴォルフガング・プラッゲよりピアノ作品を献呈されている。2024年12月、ペータース・エディションより出版されたバッケル=グレンダールのピアノ楽譜2冊において校訂・編集を手掛けた。

トロルハウゲン(Troldhaugen)

ノルウェー第二の都市ベルゲン郊外にあるエドヴァルド・グリーグと妻ニーナの邸宅は1885年に建てられ、「トロルの丘」を意味する「トロルハウゲン」と名付けられた。グリーグ博物館は、邸宅、作曲小屋、夫妻が眠る墓、トロルサーレン(トロルのホール)から構成され、トロルサーレンでは毎年夏に400以上のコンサートが開催されている。

KODEは、エドヴァルド・ムンクをはじめノルウェーを代表する画家たちのコレクションを誇る4つの美術館と、博物館として保存されている3人の作曲家の邸宅(グリーグの「トロルハウゲン」、オーレ・ブルの「リィセーエン」、ハーラル・セーヴェルーの「シリユストゥール」)からなる7つのミュージアムで構成されている。

【プログラム】

エドヴァルド・グリーグ:

《抒情小品集 第8集》Op.65より

青春の日々から

農民の歌

憂うつ

サロン

バラード調で

トロルハウゲンの婚礼の日

アガーテ・バッケル=グレンダール:

《幻想小曲集 第2集》Op.39より

つばめが飛んでいく

バラの歌

枯れる

昔ながらの

アガーテ・バッケル=グレンダール:

《青い山にて〜6つのピアノ小品によるおとぎ話の組曲》Op.44

トロルの広間

大きなトロル

妖精の呼び声

山の物語

トロルの踊り

ハーラル・セーヴェルー:

ロンド・アモローソ

《シリユストゥールの民俗舞曲とリフレイン 第2巻》Op.22より

ジギタリス

水車の調べ

最後の子守歌

クモの巣の糸の上で

抵抗のバラード

お問合せ:日本グリーグ協会 

info@grieg.jp

HPはこちら

Facebookはこちら

主催:日本グリーグ協会

共催:(株)ノルディックカルチャージャパン

協力:ノルウェー大使館

後援:日本・ノルウェー音楽家協会